Archive for 11月, 2011

目指せ、紫禁城(その3)

目指せ、紫禁城(その2)の続き

そこにタイミングが良すぎるくらいに良いタイミングで、英語を話せる中国人女性登場。
彼女が言うには、彼は駅に一緒に切符を買いに行くのだと言っているらしい。

なぜに、切符?
おどおどする宮田w

このやりとりが目立ったのか、周りに人の輪ができはじめた。
「どーしよう、私は紫禁城に行きたいだけなのに」と半泣き状態の宮田。

そこに救世主登場!
本当、神々しく見えました。

白人の男性二人が、「彼女(宮田)は僕たちの友達で今から天安門広場を見に行くんだ。切符を買いになんか行かない」と強い口調で言ってくれた。

それでも引き下がらない中国人男性。
しかし断固とした態度で臨む白人男性。

結局、無理無理中国人男性を追い払い、私を助けてくれた。
ありがとう、ありがとう。

話を聞くと、2人はスウェーデンから観光に来たとのこと。

中国人男性が戻ってくるかもしれないから、もう少し一緒にいようと提案してくれた。
なんて優しいのだ。

で、一緒に天安門広場を見学した後、別れて私は紫禁城へと向かった。
しかし紫禁城に到着する頃には精神的にも肉体的にも疲れ果てており、あまり観光できなかった。

目指せ、紫禁城(その2)

目指せ、紫禁城(その1)の続き

バス停にたどり着いたものの、どのバスに乗ればよくわからない。

「そうだ筆談だ!」

初海外、初中国で初の地元の人とのコミュニケーションだ。
メモ帳を取り出し「紫禁城」と書いて、バス停にいた人にそれを見せた。

相手は25歳前後の男性。
メモ帳を見た男性は何やら言い始めたが、中国語はさっぱりわからない。

すると来たバスを指さし、「乗ろう」といったような感じで私の腕を引っぱってきた。
その男性もバスに乗り込んだ。

中国のバスは乗り込んだ後に乗務員に運賃を支払うのだが、なぜか男性は私の分まで払ってくれた。
いい人だと思いつつ、なんかヤバイ感じにもなってきたとドキドキした。

彼はポケットからしわくちゃの身分証明書を出し私に見せた。
自分は安全な男だと証明したかったのだろう。

バスは天安門広場前に着き(紫禁城は天安門広場から近い)、バスを降りた。
彼はしきりに何かを私に訴え腕を引っぱりどこかへ連れて行こうとする。
ここでしっかり「嫌だ」と主張すれば良かったのだが、そこまで旅慣れているはずもなく(旅開始数日目)、はっきりしない態度でモジモジしていた。

その3に続く

目指せ、紫禁城(その1)

北京到着後数日目。
最初に行こうと決めていた紫禁城に行くことを決意した。

同じ宿だった人にバス停の場所、どのバスに乗ればいいかを教えてもらい宿を出た。

宮田、いきなり方向音痴の本領発揮。
「ど…どっちにいけばバス停があるのか」

描いてもらった地図を何度見ても、いまいちわからない。
しばらくさまよい、目の前の6車線道路を渡ったところにバス停があるらしいとわかった。

その道路には信号機がない。
交通量もハンパない。

観察していると、地元の人たちは車を縫うように器用に渡っていく。
そんなスキルを持っているはずがない宮田。
道路の前で立ち尽くす。

これは誰かについていき渡るしかない。
ということで、渡る人が来るのを待ち、一緒に渡った。

するとバス停があった。

まだ大学気分の抜けない甘ったれ宮田は自分の意志をハッキリと他人に示すという技術を持っていなかったので、面倒なことに巻き込まれていくのであった…。

その2に続く