そして、災難は続く

私は心霊現象など信じていなかった。
いや、実際に経験したらきっと恐ろしいだろうから信じたくなかった。

デリーからコルカタまで夜行列車に乗り、ヘトヘトで適当に宿を決めた。
疲れていて誰とも話したくなかったのでシャワー付きのシングルにした。

夕食を食べ部屋に戻って来た。
何だかすっごい重苦しい雰囲気。
その部屋にいるだけでソワソワした。

気分転換にとお香を焚き、音楽を流した。
しかしいや~な雰囲気が漂っていた。

きっと疲れているせいだ!!!
ってことで、電気を消しさっさとベッドに横になった。

夜中。
目を覚ますと、血の色のように部屋中が真っ赤。
そして視線を感じる。
見ちゃだめだ、見ちゃだめだ、見ちゃだめだ!

見ちゃったw
真っ赤の部屋の中にどす黒い影…。
立ってこっちを見ている。

あー…、部屋から逃げだそうとしたが腰が抜けて動けない。
その影から目を離したら、こっちにやって来そうで離せない。

そしたら、突然部屋が真っ暗になった。
視線も感じなくなった。

なんだったんだろう。

翌日、すぐに宿を変えた。
ってか、ドミトリーにした。

しばらくしてから、旅仲間にそのことを話したら、ボランティアをしていた日本人女性が私の泊まっていた部屋の上の階の部屋で亡くなったらしい。

それか…。

それからしばらくシングルには泊まれなくなりました。

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